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売掛金回収業務の効率化(口座振替サービスの活用)

2026.06.17集金方法も業種や相手先でふさわしい方法が変わってきます。実態に合った方法で簡素化・効率化を目指しましょうの話

    1.売掛金の回収を口座振替で行う目的

    売掛金の回収を口座振替で行うと、企業の回収業務が効率化され、また資金繰りの見通しが立てやすくなります。

    毎月定期的に請求が発生するような業種(=家賃の引き落とし等の継続的な役務提供など)や公共料金・クレジットカードなどでは、口座振替が一般的になっています。

    実際に導入するまでは手間や時間がかかりしますが、運用が安定すると請求業務を効率化できますので、自社の業態にマッチするのであれば導入をお勧めする手法です。

    2.口座振替導入のメリット

    メリットは次のようなものです。

    (1)事業者側のメリット
    ①未払リスクの低減と回収の手間が不要
    口座振替で請求代金が引き落されるため、顧客の振込手続きを待つ必要がなく、振込漏れ等の未払発生のリスクを低減できます。また、請求書の発行や郵送、入金確認といった業務作業が自動化されるため、手作業が大幅に削減され、業務効率が上がることになります。

    ②資金繰りの目途が立てやすい
    口座引落日から所定の日数経過後に業務代行会社から一括入金されるため、資金繰りの予定が立てやすくなります。

    (2)顧客側のメリット
    ①支払忘れや支払の手間がなくなる
    銀行口座の残高不足さえなければ、支払忘れもなくその心配もなくなります。銀行振込に掛かる作業の時間と手間や振込手数料が掛からないなどの実益もあります。

    3.口座振替導入のデメリット

    デメリットは次のようなものです。

    (1)事業者側のデメリット
    ①導入開始までの手間と時間が掛かる
    利用を開始するまでには、顧客の口座振替依頼書の作成(=顧客側から銀行口座情報をもらい書類に銀行印を押印してもらう)と代行会社への書類の郵送による提出までに手間と時間が掛かることになります。

    ②回収代行会社への手数料が発生する
    回収代行会社が顧客に口座振替を通知する書類の発送料(=これまでは郵送が多かったが、最近は電子通知も増えている)の手数料負担が顧客ごとに毎月発生します。

    (2)顧客側のデメリット
    ①導入開始までの手間と時間が掛かる
    上記(1)①と同じです。

    ②事業者側で振替額の変更が可能である
    高額な取引には向いていません。