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多様化している納税手段

2021.11.07クレジットカード納付は、平成28年の税制改正の納税環境整備により、平成29年1月から始まっていますの話

    1.どんどん便利になる納税手段

    税務署や銀行での窓口納付が基本だった納税方法も、24時間対応のコンビニ納付が導入され、平日の勤務時間以外にも納税ができるようになりました。

    そして手元のパソコンからインターネットバンキングで納付できるPay-easy(ペイジー)が使えるようになり、わざわざ納税のために外に出掛ける必要もなくなりました。

    さらに、クレジットカードでの納付制度の導入で、いま手元資金がなくとも、納付期限までに納税できるしくみも導入されました。

    最新の方法としては、スマホで納付書のバーコードを読んで納付が完結するモバイルレジがあり、これだと納付に必要な納付番号や確認番号の入力も不要の簡単版です。

    2.モバイルレジとは

    モバイルレジとは、請求書に印刷されたバーコードをスマホで読み取り、ネットバンキング・クレジットカードでの支払いや、口座振替の申込みができるサービスです。コンビニや支払い窓口へでかけることなく、自宅で簡単に支払いができます。

    税金のみならず、国民年金や国民健康保険、通販の請求書など、各種の請求書に対する納付にも使えます。

    3.短所・長所を比較して納税方法を選択する

    新しい方法がいつもお勧めというわけではありません。それぞれ長所(メリット)と短所(デメリット)があり、それを比較してご自身で決めることになります。

    モバイルレジの場合、アプリ導入が必要です。

    ネットバンキングを使う場合、金融機関との事前契約が必要です。

    スマホ機器がモバイルレジ対応であることが必要です。支払金額は30万円以下に限られます。

    クレジットカード払いの場合、税額の他に決済手数料がかかります。

    納税証明書(車検用含む)の発行は、別途申請が必要です。

    資金繰りからすると、実際の現金引落日は利用するカード会社との契約となりますので、納期限日よりも資金決済が後となります。

    また、クレジットカードで付与されるポイントの有効活用ができる場合もあります。

    コンビニ決済も支払金額は30万円以下に限られます。

    銀行等での窓口納付では、クレジット納付はできません。ただし、手数料は発生しません。